今回は、クラウドERPの活用方法の一つとして、Amazonでも対応できるのかどうかについて記事を書いていきたいと思います。クラウドERPの機能の中に、在庫管理、販売管理という機能をメインとして利用される中小企業が多いかいと思います。そこでおもにECサイトをメインの収益モデルとしてされている企業ではそれらの機能を使いこなし、なおかつ外部サービスとの連携が必要になってくると思います。
外部連携が出来るクラウドERP
まず大前提として、外部連携が可能なクラウドERPを探す必要があります。おもに在庫管理システムの単体のシステムはほとんど実装されている機能です。近年EC事業が活発化になってきたこともあり、企業によっては様々なECサイトを活用し、運用されています。その中に、自社EC、楽天、Amazon、ヤフーという4チャネルで運用されることがほとんどです。 その為、在庫管理、販売管理機能として、それらの販売チャネルを管理出来る機能がなければ、現状導入するメリットがありませんので必ずオムニチャネル対応のクラウドERPを選択するようにしてください。
オプションの場合
オムニチャネル機能はオプションとして用意されていることが多いです。その為最初の段階でどういった仕様になっているのかを必ず確認しておく必要があります。 もしオプションで楽天やAmazonなどが用意されているのであれば、そのままオプションで追加機能をしてください。
外部連携で出来ること
外部連携で出来るようになることと言えば、受注の一元管理が可能となります。販売管理機能の一つですが、複数店舗を同時に運用していると、稀に複数店舗にてほぼ同時刻に注文が入ってしまうことがあります。その際、在庫が1点だった場合注文をいただいた1名の方には出荷が出来ないといった状況に陥ってしまいます。それを防ぐためにオムニチャネルの複数店舗管理機能というものが必要になってくるのです。
Amazonの管理方法
それでは今回のテーマであるAmazonの管理方法についてです。 まずAmazonの出店するとなった場合、出店出来るかどうかの審査を受けられる必要があります。その後審査が通ると商品登録を行っていく管理画面が付与されます。そこで商品登録を行っていくのですが、Amazonには専用にCSV登録がありますのでそれを活用していく形になります。数十点以上なのであればその方が登録が早いです。ただAmazonが一つ目の出店場所となると、0~登録していくのも良いかもしれません。
クラウドERPを使った管理
それではAmazonのセットアップが完了すると、クラウドERPとの連携を行っていきます。多くのERPではAPIで連携することが可能になっています。ここの作業はほとんどが、システム会社が行うタスクになる為、特に複雑な作業をして頂く必要はありません。
既にセットアップされた状態で納品されることがほとんどだと思いますので安心してください。
実際に稼働を始めると、Amazonで売れた実績は、クラウドERPの管理画面でも注文が確認出来ます。クラウドERPでは主に、販売実績の確認として利用頂けますので、いくつ売れて、粗利がいくらなのかということろまで瞬時にご確認頂くことが可能となっています。
同時注文が入った場合
上記でのべたように、複数店舗管理をシステムで行っていない場合、同時に注文を受けてしまうリスクとがあります。(お客様のクレームへと繋がる可能性があります)。しかし複数店舗管理機能を実装しておけば、在庫確保をしてくれます。要は、1秒でも早く注文が入った方を優先し、リアルタイムで他の店舗の在庫を0にしてくれるのです。そのため、複数注文があった場合でも処理はシステムが優先して行ってくれますし、楽天、ヤフー、アマゾンなどそれぞれの管理画面で在庫数を変更して処理を行うということがありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はAmazonの管理をクラウドERPで行った場合について記事にしてみました。最近はせどりビジネスなどで個人でアマゾン出店する人も大変多くなってきておりますので、今後も出店者数はふえていくと思います。またアマゾンでは軌道にのると商品名検索でも上位にきて、レビューがつくとどんどん販売が加速していきます。このレベルまでになるとアナログ管理では追い付かなくなってくると思いますの、販売管理システムやクラウドERPなどを活用し店舗管理を徹底されることをオススメ致します