こんなERPは止めておいた方が良い

こんなERPは止めて おいた方が良い ERP・基幹システム
こんなERPは止めて おいた方が良い

今回はあまりオススメ出来ないERPをご紹介していきたいと思います。と言いますのも現在多くのERPが世に出ている為、どういったERPが良いのか、どういったERPがダメなのかの取捨選択が難しいかと思います。今回は、こういったERPはやめておいた方が良いといった目線で内容を書きますので参考にしてもらえればと思います。

オンプレミスのERP

まずERPについては、オンプレミス型とクラウド型の2種類があります。クラウド型、クラウドERPというのは、いつでもどこでもどの端末でも管理画面に入り操作が出来るメリットの他に、初期費用、月額費用も比較的安く導入しやすいという部分もあります。その為、現在ERPを探して出てくる製品はほとんどがクラウドERPと呼ばれるものになっていると思います。ただオンプレミス型も顕在で、製品としてもまだまだ販売されているものがあります。オンプレミスの特徴としてはまずは導入費用が高いです。もちろん月額費用も高いです。これはあくまでもクラウドに抵抗があるといった場合のみの選択として検討されるべきで、それ以外の理由であればわざわざ選ぶ理由はありません。クラウドと違い、操作できる端末も決まっているので外部からのアクセスも出来ません。カスタマイズなどする際も基本は開発した会社でした触れないので、万が一そこが出来ないとなると、そもそも開発が止まってしますリスクもあります。という理由から【オンプレミス】タイプのERPは選ぶべきではありません。

安価な価格設定

続いては中小企業のみなさんが気になる価格の部分です。クラウドERPは比較的安い費用でスタートが可能です。月額数千円で初期費用も数万円というものはたくさんあります。ここまで基幹システムが一般的になる前はあり得ない価格でした。当時は数千万円で導入をして月額も数十万~数百万の維持費がかかっていたことを考えると信じられない価格設定になっています。ただクラウドERPの一般的な相場でいうと月額10万円程度になります。その為、あまりにもかけ離れた安い価格のものについては注意が必要です。安いから悪いということではなく、使える機能が限られているということです。最低限の機能だけで十分というのであれば良いですが、安いということろから入ってしまうと、結局他の製品と変わらないくらいの価格になってしまったり、最悪他の製品よりも機能面で劣ってしまっているということもあります。ですので選ぶ際は価格を意識されることはとても重要ですが、安い・安価というだけではなく、コスパが良いものを選ぶという風に切り替えて頂く方が良いかと思います。

カスタマイズ可能

続いてカスタマイズを前提で押し出している製品も注意が必要です。こちらは裏を返せば、デフォルトで使えるものが少なく、会社の使用に合わせてオンリーワンの製品を作るあげていきます。というコンセプト色が強いためです。もちろん自社専用のシステムとなると心強いのですが、反面として、カスタマイズは事業拡大、規模に合わせて常に続けないといけない、そこの会社が開発出来ないとなると進化することはできない、またトラブルについてもそこの会社しか対応が出来ない。など制作会社への依存度がかなり高くなってしまうのです。

ERPとは言いつつの別システム

ERPという言葉は、日本語では統合基幹業務システムという意味になります。そのため在庫管理・販売管理・会計が主な機能として搭載していることがありますが、中には在庫管理がメインで会計機能はほんの一部だけであったりするシステムも多く存在します。その為、クラウドERPと検索して出てきた製品は全て一緒の機能を使えるということではないという理解が必要です。その為、ERPだからと契約してしまったが、あとで、販売機能が使えない! などのトラブルに思われることが出てしまうことがありますので、導入前に、その検討されているERPの特徴、機能一覧くらういは最低理解しておかないといけません。

さいごに

いかがでしたでしょうか?今回は、ERPの選択を間違わないように参考にして頂ける記事としてテーマにしてみました。
ERPと検索すると国内では50製品くらいあるかと思われます。私で調べた中でもどの製品も特長、価格が全然違います。無名な会社の製品から有名なところまで多くあるので、今回選んではいけない例としてあげた上記の項目に注力していただき、導入前に検討する材料にしていただければと思います。

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