クラウドERPがもたらす良い効果 3選

クラウドERPがもたらす良い効果 3選 ERP・基幹システム
クラウドERPがもたらす良い効果 3選

今回はクラウドERPを導入して良かったことを中心に記事にしてみたいと思います。クラウドERPには業務効率があがるというのはもちろん、従業員の仕事に対するモチベーションをあげることなどにもつながります。様々なことが相乗効果として会社にメリットをもたらしてくれる。そんなシステムがクラウドERPです。

従業員のモチベーションがあがる

まず最初に実際にクラウドERPを利用する現場の担当者についてです。ERPの導入前ですとエクセルで果てしない入力作業を行っているか、一部システムを導入したが、システム間の連携がとれておらず入力業務が二重、三重になってしまうといった場合があります。そういった部分をクラウドERPで解消が出来ます。

入力は1回

クラウドERPの良いところは、在庫管理、販売管理、財務会計など会社のお金、モノの動きが一つの管理画面で管理出来ることです。その為、日々在庫数の変動や売上を入力していくわけですが、それは1回の入力作業で完了します。 エクセルですと、それこそ作りこまれているエクセルシートご利用場合は1回でいいかもしれませんが、基本はいくつかのシート、ファイルにわかれており、同じ数字を幾度と入力する業務が発生するかとおもいます。またシステムを導入している場合であっても、システム同士で連携していないとなると入力が二重、三重となってしまい、入力ミス、無駄な業務が増えてしまうということになってしまいます。

従業員は早く帰れる

入力が1回だけになることで、従業員の入力業務などが格段と減ることで業務の負担を減らすことが出来ます。その為入力業務をしていた時間でほかの仕事を回すことが出来るので結果残業が減ったり、業務負担が軽減され従業員の働くモチベーションを落とすことなく業務を遂行できるというメリットが生まれます。

いつでもどこでも作業が出来る

現在のシステムの主流はクラウドです。その為、インターネット環境があればいつでもどこでもシステムにアクセスできるというのが当たり前になってきています。どのような効果があるかをお伝えしていきます。

仕事がスピードアップ

まず仕事のスピード感がアップします。それはどういうことかというと、端末にインストールするオンプレミス型であると、作業するために、会社に戻って入力を行ったりしていかないといけません。そうすることによって、移動する時間、残業する時間など様々な時間の無駄がうまれてしまいます。ただクラウドERPであると、出先でもインターネット環境があれば、パソコンでもスマホでも入力業務が出来、その内容がすぐに本社でも確認できるといった利便性があります。そうすることによって時間を有効活用でき会社全体の仕事に対するスピードアップにつながります。

現場と管理部門が離れていても大丈夫

自社倉庫と商品の仕入れなどを担当する部署が離れていることは多いと思います。特に倉庫が外部倉庫だった場合など、クラウドの倉庫管理システムや在庫管理システムが入っていないと、入出荷の数字をリアルタイムで追うことが難しくなり、部署間の連携がうまくいかない場合があります。
このような現場であると連携ミスによる原因で様々なエラーがおこってしまうことがあります。しかしクラウドERPなどで倉庫管理や在庫管理を行うことでこのような連携不足の解消が可能になりリアルタイムで会社の在庫数が把握できるので、倉庫が複数あったり、本部と場所が離れていたとしても安心して業務にあたれます。

業務を見直せる

3つ目は業務自体を見直せるということがあります。世に出ているクラウドERPの中でも中小企業向けの比較的安いクラウドERPであるとパッケージ化されており、カスタマイズが出来ない製品も多いです。そこでシステムに合わせようと、業務を見直せばこれまで行っていたルーティンが不要であったと気が付くことがあります。
システムの出来ることだけで業務を見直すことで、意外と自分たちでフローを複雑化していたこともわかってきます。業務をシンプルにすることで業務スピードがあがり、効率もよくなり捌ける量も増えていきます。
固定概念にとらわれず一度システムの仕様に従ってみるというきっかけつくりにもなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はクラウドERPを導入して良い効果が出たといわれる3選を記事にしてみました。すべての会社に当てはまらないかもしれませんが、クラウドERPを導入することですくなくともメリットが生まれます。そのメリットの部分を自社でどう解釈し利用していくかは、経営者、マネージャーレベルの社員が判断していくことになります。


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