今回は基幹システムやERPを導入し、さらに業績アップを狙う手段について述べていきたいと思います。全ての業界にあてはまるわけではありませんが、得意にBtoCなど小売り業などの中小企業には参考になるかと思います。
基幹システム、ERPを使ってマーケティング
今回のブログでは、無駄な経費、垂れ流ししていたような会社の資金を、全てマーケティングの費用にかけて、販路拡大、会社の認知度をあげましょう! という内容になります。
基幹システム、ERPを活用し、経費の見直し
Step1として、まずは導入した基幹システム、ERPを活用し、今、会社にかかっている無駄な経費を省きましょう。
例えば、従業員の残業代。残業が無駄というわけでは決してありません。ただ経営者としては、残業を減らすことで、従業員の仕事に対するモチベーションがあがり仕事の質が向上するのも大事ですし、残業代の支払いを抑えることが何よりも経費削減になります。さらに紙の排出など、基幹システム、ERPを活用していればどの部分に大きな支出をしているかも一目瞭然です。
作業効率を上げる
ERPの良いところとして、会社のお金のながれが上流から下流まで一つの管理画面で把握できることです。その中でも、販売管理機能などは特に役割は大きいです。 これまで見積書、仕入れ、納品書、請求書など、アナログ管理でされている場合などは、ERPで作業が一気に完結できるようになります。その為、二重チェックや、二重入力などの手間が省け、担当している従業員の作業軽減になり残業を減らす役割があります。
印刷、郵送なども減らす
クラウド型ERPなどで、最新のものであれば、クラウド帳票やEDIといった機能も標準で利用出来たりします。電子法改正から、帳票類はクラウドでデータ管理が認められましたし、EDIで顧客との専用回線でのやりとりやインターネット上での書類のやり取りが可能です。そのため、印刷に必要な紙、インク、複合機のカウンター費用なども全て減らすことが可能になります。請求書なども郵送ではなくメールで送るなども出来るので、様々な物理的にかかるコストを抑えていくことが可能になります。
基幹システム、ERPを使って出来るマーケティング
上記のようなコストを削減出来れば、いよいよマーケティングに投資していきましょう。基幹システム、ERPを利用したことでどれだけ経費が浮いたでしょうか。 ERPの費用が月額7万円だったとすると、削減出来た経費が50万としても、30万以上は使えるお金として残ります。
Google広告、Yahoo広告へ
まずはネット広告、リスティング広告といわれる、Google広告やYahoo広告に費用をかけてみましょう。検索される方に、企業名や、サービス内容が優先的に検索上位に出てきますので、ホームページへの流入数が圧倒的に増えます。最近では簡単設定も出来るので、まずは自社で試してもらうこともおすすめです。その後、戦略的分析が必要になれば専用の業者へ委託することも良いかもしれません。
SNSで露出
SNSは広告とインフルエンサーの活用と2種あります。SNS広告はそこからのコンバージョンは低いのであくまでも、視覚的にユーザーに印象付ける方法としてよいかもしれません。小売りなどされている中小企業などでありますと、人気インフルエンサーに商品・製品のレビューをしてもらい、認知度を上げていく戦法です。こちらの方が広告よりもコンバージョン率が高く有効的ですが、商品・製品によって向き不向きがありますので、自社商品の分析をしたうえで、判断が必要です。
SEOにも
上記以外にもSEOをすることをお勧めします。広告はあくまでも広告が出ている機関だけなので、タイミングが合わないと表示されなかったり、広告をやめてしまうとホームページへの流入が極端に減ってしまいます。そのため、ホームーページが検索上位でも常に上位表示が出来るようにSEOを意識したホームページの運用が必要になります。 ここも専用のSEO対策をする業者がいるので任せてみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、少しマーケティング目線から、基幹システム・クラウド型ERPの活用方法をご紹介しました。 実はこのパータンは非常に実践されている中小企業が多く、効果も抜群なのです。 今まで販路拡大に使えなかった資金が、マーケティングに使えるようになるので、ERPが会社の成長を助けているといっても過言ではありません。
基幹システムやERPはあくまでもバックヤード業務を支えるものなのですが、バックヤードが整うことで、マーケティング、広告戦略、その他にも、テレアポ代行会社を利用し、販路を広げるなど多くのことに投資が可能となります。